シントシノン点鼻薬の服用時の注意。

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シントシノン点鼻薬の服用時の注意。

オキシトシンというペプチドホルモンがあります。
これは下垂体から分泌されるホルモンで、出産時の子宮収縮を促したり乳汁分泌を促進したり出産にはとても大切なホルモンなのです。
母乳の射出作用は、赤ちゃんが乳首に吸いつく刺激によって分泌が亢進されたオキシトシンが乳腺の腺房上に存在する筋上皮細胞を収縮させることで乳腺から乳管内に分泌された乳汁を乳頭に押し出す働きをすることによって発生します。
また中枢神経で働く神経伝達物質で、母子の絆や信頼や愛情といった感情、社会的行動にも複雑に関わっています。
最近では愛情ホルモンとまで別称されています。

このオキシトシンのお薬でシントシノン(Syntocinon)点鼻薬があります。
この服用は点鼻薬なので鼻孔に注入するかたちとなります。

服用の注意点として、シントシノン(Syntocinon)点鼻薬40iuには子宮収縮作用があり、突然の陣痛や流産を引き起こす可能性があるため、妊娠中の人は絶対に使用してはいけません。
また、高血圧症の人は絶対に使用しないでください。
点鼻薬40iuは分娩後1週間、必要に応じて使用し継続使用してはいけません。
乳汁中に移行することが確認されているので、点鼻薬40iuを使用中の授乳には充分に注意することが必要です。
点鼻薬40iuの成分に過敏症の既往歴のある人は、絶対に使用してはいけません。
6時間以内に膣内プロスタグランジン投与を受けた人は使用しないこと。
また以下の場合、点鼻薬40iuの使用しないほうがよいとされています。
胎児仮死(酸素不足)・前回帝王切開で出産・35歳以上・子宮収縮が強い・陣痛誘発が勧められない、または普通分娩が不可能(胎児位置異常、低置胎盤、前置胎盤、小骨盤、前回帝王出産により子宮に傷がある、など)
以下の場合、点鼻薬40iuを継続使用してはいけません。
治療による子宮収縮が見られない・高血圧症・尿たんぱく・足や足首にむくみ・心臓障害・血液循環障害。
これらの注意事項を守り服用しなければなりません。